南アルプス市 建設業 A社

- クライアント名
- 所在地
- 業種
- 支援サービス
- 成果
抱えていた課題:法令遵守の欠如による多大な経営リスク
社会保険・雇用保険の未加入と36協定の不在
法人組織でありながら、社会保険(健康保険・厚生年金)や労働保険(雇用保険)の手続きが行われていませんでした。
また、36協定を締結せずに残業が発生しており、割増賃金の支払いも不明確という、是正勧告や遡及支払いのリスクが極めて高い状態にありました。
属人的な賃金決定と管理体制
「労働者名簿」などの法定帳簿が作成されておらず、賃金も明確な基準がないまま決定されていました。
中高年齢者が多く在籍する現場において、将来的な退職金や介護休業、労災発生時の補償体制が整っていないことは、企業の継続性を危うくする要因でした。
深澤事務所による「労務基盤の正常化」ステップ
経営への影響を考慮しつつ、優先順位の高いものから順に対策を講じました。
① 社会保険制度への加入とメリットの見える化
社会保険加入によるコスト増に対し、会社側・社員側双方のメリット(将来の年金受給額の増加や健康保険の充実など)を比較表を用いて説明。
経営者と社員が納得した上で加入手続きを進めました。
② 就業規則の作成と懲戒規定の見直し
中高年齢者が多い実態に合わせ、長く安心して働けるルールを策定。
特に、過去の労災事故の反省を活かした安全規定や、企業の秩序を守るための懲戒解雇規定については、最新の判例や実務リスクに照らし合わせ、慎重に再検討を重ねて作成しました。
③ 法定書類の整備と36協定の締結
労働者名簿(様式第19号)や36協定(様式第9号)といった、労働基準監督署の調査で必ずチェックされる基本書類を一新。
残業代の計算方法についても、法に基づいた適切な基準をレクチャーしました。
④ コンプライアンスに基づく経営改善アドバイス
経営陣に加え、関係会社の会長同席のもと、現状の労務管理におけるリスクを網羅的に指摘。
単なる書類作成にとどまらず、「人事考課(評価制度)」の導入検討まで踏み込み、社員のモチベーション向上につながる仕組みづくりを提案しました。
支援の成果:信頼される「健全経営」への脱却
- 採用力の強化
- 労務リスクの極小化
- 評価制度への第一歩
深澤事務所からのメッセージ
南アルプス市の建設業界では、まだ「昔からの慣習」で労務管理が行われている企業も少なくありません。しかし、法規制の強化や人材不足の今、「法令遵守」こそが企業を守る最大の盾となります。
「社会保険に入りたいが、コストが心配」「就業規則なんて作ったことがない」という経営者様。深澤事務所は、貴社の財務状況や年齢構成に寄り添い、段階的な改善プランをご提案します。まずは現在のリスクを把握することから始めましょう。